津山イーストランド住宅展示場 ウチパレット

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子どもたちにもバリアフリー

住宅におけるバリアフリーというと、高齢の方や身体に何らかの障害をお持ちの方向けの設備や間取りなどのことを指すと捉えられがちですが、実は、年齢や身体の状態にかかわりなく、どんな方にも優しい住まいが実現できるのです。

特に、子育てにおけるメリットは見逃せないポイントと言えるでしょう。
いくつか、バリアフリー住宅で採用されている設備を例に、そのメリットについて考えてみたいと思います。

・屋内の敷居などの段差の解消。
幼児だとほんの小さな段差でもつまづいてしまう危険がありますし、少し大きくなってからも、子どもたちは状況によっては注意力が低下してしまい、つまづいて転んでしまったり、足をぶつけたりする危険があります。段差が解消されていれば、このような危険を大きく減らすことができます。

・車椅子使用を想定した玄関前スロープ。
車椅子を使用しなくても、乳児期にはベビーカーで玄関まで移動することができますし、玄関前の段差で転倒したり転落したりする危険を回避できる可能性が高まります。

・玄関土間の段差
高齢の方向けに土間から屋内に入る際の段差をできるだけ小さくした状態であれば、小さな子どもでも上がり下りがスムーズに行えます。

・車椅子使用を想定した脱衣所など
車椅子の使用を想定して広い面積を確保した脱衣所・洗面所やトイレなどでは、例えば子どもたちの服を脱ぎ着させることもできますし、お風呂上がりに体を拭いて着替えるまでをその場で行うこともできます。また歯磨きなどの様子を見守るにも便利です。

・滑りにくい床材やクッション性のある床材
高齢の方向けの滑りにくい床材や、万が一の転倒に備えたクッション性のある床材は、子どもたちにももちろん有効です。

このように、バリアフリー住宅の設計や設備は、さまざまな年齢層や生活環境においてそのメリットを享受できますし、もちろん、何年、何十年後かの将来には別の形でその恩恵を感じる時がやってくることでしょう。
今計画している家づくりにもぜひ取り入れていただきたいところですが、そうは言っても、実際のところどうなのかは気になるところでしょう。
そんな時こそ、住宅展示場です。実物があれば体感できますし、日々進んでいる技術についても最新の情報を得ることもできるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。